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事業内容

サブタイトル

Business Contents

バイオシミラー事業

バイオシミラー事業

バイオシミラーとは

バイオ医薬品の新薬(先発品)と同じ効果効能・安全性を国によって保証された薬をバイオシミラーと呼びます。
  • "バイオ"

    (生物の細胞を利用して開発)

  • "シミラー"

    (同じような、似ているという意味)

バイオシミラーの特徴

似ているものであって同じモノではない。

一般的な後発医薬品(ジェネリック)とは違い、バイオ医薬品は先発品と全く同じものを作ることはできません。

似ているものであって同じモノではない。

バイオ医薬品を開発するためには、大腸菌や培養細胞など生物が生み出すものを主な原材料とします。同じ人間でも、姿カタチが違う様に、同じ生物から生み出される細胞でも全く同じものはありません。そのため、先発品と全く同一な構造のバイオシミラー(バイオ後続品)を作ることは出来ないのです。

先発品と同等の有効性・安全性がある。

バイオシミラーと認められるためには、薬の有効性(効果効能)と安全性が先発品と同じであると証明することが求められます。
一般的な後発医薬品と比較すると、バイオ医薬品そのものが、巨大かつ複雑な分子構造をしており、そのため膨大な開発期間と費用がかかります。
また、上記でも述べたように、全く同一な構造の医薬品を作ることが出来ないため、臨床試験も新薬同様のレベルが求められます。

バイオシミラーの承認申請について

一般的な後発医薬品(ジェネリック)は、先発医薬品と同じ構造であれば、臨床試験を必要としていませんが、バイオシミラーは、新薬並みの臨床試験が求められています。
そのため、確かな有効性と安全性を証明出来るのです。

  • 新薬

    新薬

    新薬の申請資料には、製法・品質・臨床試験について7種の資料を提出しなければなりません。

  • 後発医薬品

    後発医薬品

    後発医薬品の場合、約3種類の提出で申請が完了します。

  • バイオシミラー

    バイオシミラー

    バイオシミラーの申請資料には、新薬とほぼ同等の資料を提出する必要があります。

バイオシミラーの社会的意義

  • 現状

    現状

    △
    • バイオ医薬品は患者様への負担が大きい。
    • ジェネリックが普及しても高価なバイオ医薬品の使用も増えているため、社会全体としては大きな医療費削減効果は得られていない。
  • 理想

    理想

    〇
    • 患者様への医療費負担軽減
    • より多くの患者へ貢献
    • 我が国の医療財政の圧迫を軽減

バイオ新薬の後続品(ジェネリック)であるバイオシミラーの開発で
より多くの患者様に安価で高品質な医療をお届けします。

 
新規バイオ事業(再生医療/細胞治療)

細胞治療事業(再生医療)

再生医療(細胞治療)とは?

患者自身の細胞・組織又は他者の細胞・組織を培養等加工したものを用いて、 失われた組織や臓器の機能を修復・再生する医療

一般的なプロセス

一般的なプロセス

幹細胞の種類

幹細胞の種類

KWBは主に歯髄幹細の特徴を生かした再生医療事業を推進

“歯髄幹細胞”とは?

  • 歯の内部に存在する”歯髄“とから採取される幹細胞。脱落歯から採取可能で、採取タイミングが多く、ドナーへの負担が少ない
  • 神経堤細胞由来の幹細胞で、骨・軟骨・神経細胞に分化し易い
  • 乳歯から採取された幹細胞は、特に幹細胞の活動が活発であり、高い修復・再生能力を持つ

歯髄幹細胞

歯髄幹細胞(乳歯) その他の間葉系幹細胞
ドナー年齢 5歳~12歳程度 ◎ ~ △
採取チャンス 1ドナー当たり最大20回 △ ~ ×
ドナーへの負担 脱落前の乳歯は容易に抜歯可能 ◎ ~ ×
倫理面 通常は医療廃棄物として処分 ◎ ~ △

様々な細胞に分化する幹細胞の特性を用いた再生医療・細胞治療は、
多様な治療方法への応用が可能。
難病等への最も有効な治療法として注目されている。